1000万円を4年半で貯金した私からいえば、1000万の貯金は簡単ではありません!
インターネットで貯金で検索かけるとたまにこういう内容を目にします。
「簡単に貯金できる」
「無理せず貯金したらあっという間」
正直言いますが、1000万円の貯金は簡単ではありません。無理もするし、楽でもありません。
ではどういう心構えで実際1000万円を貯金できたのかを紹介したいと思います。
1000万円の貯金額は現実的か?
お金に苦労したくない、気持ちにゆとりが欲しい。その目安となるのが貯金額。
20代の頃は100万円も通帳に入っていればどうにかなると思ってました。
30歳を過ぎると貯金額が100万以下だと急に不安になってくるんです。周りも結婚して家庭を持っている。今まで真剣に考えなかった老後の生活は大丈夫かな?
どちらかというも友人や会社の同僚などから影響を受けるパターンが多いですよね。
貯金が無い時は、1000万円なんて大金は自分には想像もつかない。宝くじや住宅ローンとかの金額でしかなくて現実的ではないよな。
でも本とか雑誌とかに掲載されている情報やインターネットに載っている情報だと、30歳以降の既婚者は平均で300万円程度で500万~1000万円程度貯金している人も15~20%ほどいる事に気が付くんです。
手元に1000万円あったら絶対今の生活とは違ってゆとりがあるはず!
よし、貯金していこう!目標額は・・・?
100万円ならどうにかなる。
300万円が自分の目標金額だ!結婚費用の目安になるはず!
500万円は実際にあると嬉しい貯金額かなぁ・・・。
1000万円?雲の上の存在だなぁ。でも目標にするにはいいね。
貯金する前の私ならこんな気持ちでいました。
最初にお金を貯めよう!そう決意した時の目標金額は300万円でしたから、1000万円を貯金できるとは全く思ってなかったんですよね。
私にとっては1000万円は現実的な数値ではなかったです。
結果的に1000万円が貯金できただけですね。
貯金をする目標を明確に持っていた
ワタクシまめ太の貯金を始めるきっかけは「離婚」でした。
結婚する前から借金を持っていた元妻に借金をどうやって返済するかの話をしていた時に言われた一言。
「どうせ借金生活をしたことない人にお金がない生活がどれだけ大変かわからないよ!」
この言葉は今でもはっきり覚えてますね。
元妻は結婚する前も仕事はしていたし、努力家で仕事を覚える能力や、コミュニケーション能力もある人間だと思いました。正直私より物事を行う能力は上だと思います。
そんな彼女がなぜお金のことになると管理できない、借金を無くすことができないのか理解できませんでした。
元々私自身も100万円程度しか貯金が無く、元妻と結婚してからたいして考えもせず元妻の借金を私の貯金のほとんどを使って借金の半分くらい支払ったのですが、一緒に生活を始めるとじわじわと感じてきた感情がありました。
借金しているのに、普段の生活でお金を返そうとする雰囲気を感じられない!
私は消費者金融からお金を借りたり、家賃や税金や年金の滞納をしたことがありません。
その為、元妻のお金の滞納している催促状が家に送られてくる事に焦りを覚えたのですが、元妻自身は催促状が届く事に慣れてしまっていたので何も感じていなかったんです。
結局はその意識の違いもあり、この人とは一緒に生活を続けられないと判断して離婚に繋がったのですが、元妻の借金を肩代わりして無一文となった自分は、元妻が言っていた「お金が無い生活の大変さ」は本当に自分に理解できないのか。
借金を返せないのは自分への甘えではないのか?
お金が無い生活を私自身が体験して、実際にお金が貯められる事を証明し、元妻を見返してやろう!
それが私の貯金のきっかけでした。
離婚した当時は、結婚生活を続けて一緒に生活したかったのに、元妻がお金の事を理解してくれないという悔しい思いが貯金の原動力になったとおもいます・・・。
(今考えると元妻だけの責任ではなく、自分の判断能力も低かったですけど・・・。)
そのおかげか、人より何倍も貯金したいという執着は強かったと思います。
楽して貯金できるなんて幻想だと思う
貯金できない人が貯金を始めようかな~と思い立ち、貯金の方法を色々情報を集めると思うのですが、貯金をするうえで一番大切な事は・・・。
甘えた考えを捨てる事。
これに尽きると思います。
そもそも貯金できてなかったのですから、お金の管理が下手だった訳です。
そんな人が人と同じ生活して貯金できる訳が無いんです。
ダイエットがなかなかできないのと同じ。
煙草を吸う人がなかなか禁煙できないのと同じ。
結局はちゃんと努力して、やる事をやってる人に成果が出ると思います。
ただ、貯金すること自体は難しいことはないんです。
支出を抑えれば貯金ができる。
コンビニで買い物をしない。
自炊をする。
安い物を購入する。
いろんな節約術がありますが、根幹は単純でお金を使わなければ貯金できる訳です。
実際に私は4年半の節約生活をして1000万円溜まった訳ですが、自分への甘えを極力減らすようにしていました。(いわゆる自分へのご褒美ってやつ)
喉乾いたなぁ・・・。自動販売機かコンビニで飲み物買おうっと。
そう思って飲み物を購入。
それが節約生活する前の私の考えと行動。それが節約生活を始めたら・・・。
喉乾いたなぁ・・・。次は家から水筒もって行こう。
そう思って飲み物を飲まず家まで我慢。
普段の生活で自分への100円~200円程度の低単価の支出を明確に制限しました。
その制限を何年も継続する事で飲み物を外で購入する生活習慣を極力減らすことが出来ました。
少額のお金の支出を抑えることができると高価格の買い物に関しても予算立てが自分に身に付くことができます。
貯金は難しい事ではありません。でもけして楽ではないですよ。
楽に貯金できる人は、すでに自分の管理が身に付いている人
貯金なんて簡単です。楽に貯金できる方法を紹介します!
そういう内容を見ると、大体がこういった内容ですね。
家計簿をつける。
保険などの見直しをする。
携帯の使用量など通信費の見直しをする。
はい、全部正論です!まったくもって正しいです。
実際に私達まめ太、まめ子も全部実践してます。
すでに実践している人から思えば、大して難しいことをしていませんので「楽して貯金できる」という発言になるわけです。
でも実際に貯金できない人は家計簿を付けるのも、保険の見直しも、通信費の改善もなかなか実行しません。
一言で言えば「面倒くさい」からです!
メンドクサイ。後回しにする。それでは一向に改善せずお金が貯まりませんね。
大切なのはすぐに実行する事です。
最初は慣れずに失敗することもあるかもしれませんが、まずは行動に移しましょう!
貯金は難しいことはありません。行動に移して実行することができれば自然にお金は溜まりますよ。
私のように4年半で1000万円など短期間で早くお金を貯めたい人は、どうしてもかなり無理をして徹底的に支出を抑える努力が必要になってしまいます。
長期的なスパンで貯金を計画するのであれば、ちょっとした気持ちの持ちようと行動で無理なく貯金ができますので、頑張りましょう!