消費税10%増税で国民をダマすせこい表示方法とは?




2019(令和元)年10月1日に消費税率が10%に引き上げられる予定です。

消費税の増税自体は色々と議論されているのでここでは説明を省きますが、私的に一番納得いかないのは、消費税の表示方法です。

税込価格と税別価格、この表示方法を変える事で国民をうまくダマしてきたと思うんです。



消費税の表示方法が変わってきた歴史

消費税は1989年(平成元年)に税率3%でスタートすることになりました。

当初は税別表示だったのですが、1997年に5%へ増税され、その後に小泉内閣が2004年に

「消費者が金額の計算をしやすいように税込での価格表示を義務付け」

した訳です。

これがなかなか頭がいい(笑) というかセコイ!

政治家さんは人をダマすことに長けていますね。 消費者目線と謳っておきながら、消費税が元の値段からプラスされることの意識を薄らげる効果があるんです。

消費税が世間に浸透したので、消費者目線と言いながら実は今後の増税への伏線であったと私は考えます。

税込価格だけの表示になると、税金を支払っている意識が薄れます。ガソリンにガソリン税、石油石炭税、消費税と元値価格の約5割分が税金に賭けられて販売されている事は普通に生活している人達はあまり意識をしないでしょう。

2014年で税込表示を始めて、税込価格が浸透してきたころに2014年に税率8%へ増税。

その際に行ったこれまたせこーい表示方法を編み出したんです。

「税込価格では記載金額が大きくなってしまう事を理由に、税別価格での表示を認める」

2014年はまだまだ不景気で景気回復の兆しが無かったときなので、増税に対する政権への批判をそらす為にも、税別価格の表示を認めました。

これも消費者目線と言いながら、消費者が消費税がかかってない価格なら増税しても購買意欲が無くならないだろうという一種の潜在意識対策です。

そして2019年10月の消費税10%へ増税される時に一緒に変わるのが表示方法。

「2019年10月からは再び税込価格の表示が義務付け」

今の安倍内閣は増税しても政権に影響が少ないからでしょう。再び税込価格で表示されることを義務付けされることになりました。

再び税金がかかっているという意識を国民からそらす為に、消費者目線という名のもとに税込価格が義務となります。

税抜価格、税込価格の表示が入り乱れてきた理由はその時の政治が大きく関係しているとしか思えません。

消費税が税込価格で一番損をする人達は誰なのか?

私が思うのは、消費税増税で一番生活に影響を受けるのは世帯年収500万以下の低所得者家族、もしくは単身者ではないかと思っています。

わたしの個人的感想ですが、単身者や低所得者ほど普段の外食費、交遊費にお金を使います。

節約生活をしている私達にしてみれば、普段ファミレスに行っていても軽自動車に乗っている若い家族が金額を気にしておらず食べたいものを注文しているように感じます。

低所得者は高所得者より金額面での消費自体は少ないとは思うのですが、低所得者は収入に対して消費税で払う金額の割合が高所得者より高いので、家計への負担はとても大きくなるんです。

そのうえ低所得者の方は消費税は高いと思っていてもなにか対策をするわけではなく、他で穴埋めをしようという考えを持たない人たちが殆どではないでしょうか。

逆に高所得者や節約生活を送れる人は普段のお金の使い方、考え方をよく理解しています。

お金の使い方を理解していると、消費税による家計のマイナス分をどこかで穴埋めしようと日々考えると思うんです。

軽減税率制度が実は低所得者に打撃を受けるという矛盾

今回の消費税増税で新たに加えられたのが「軽減税率制度」です。

軽減税率の導入は、「低所得者へ経済的な配慮をする」という目的で、食品表示法に規定されている飲食料品と週2回以上発行されている新聞は軽減税率の対象となり、税率8%となります。

ただし、外食は軽減税率とみなされず、税率10%になるのです。

ここがポイントで、低所得者ほど普段の生活費を抑えようという意識が弱く、税率が変わっても外食回数は増税前と変わらないと思うのです。

お金を意識して生活している人は貯金など目標などがあるので普段の生活費も抑えようと、外食を減らしたりテイクアウトや出前を利用するでしょう。

ところが低所得者の方々や単身の人ほど、普段の生活品質を落としたくないのでお金を使うのです。

たかだか2%の違いと思って気にしない人が殆ど。でもそれが今回の消費税増税を検討した人の裏の狙いではないでしょうか。

節約家族の私達であれば、おそらく2%安くなるのであればテイクアウトも積極的に利用するでしょう。(例えば牛丼屋でテイクアウトだとお味噌汁が付いてこないなどマイナス面があれば店内で食べるでしょうけど・・・)

今回の消費税増税で変更される税込表示は政府の思惑が見え隠れしていると私は思いました。




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コメント

  1. ちょこみんと より:

    今晩は。
    内容が深くて一気に読ませていただきました。
    私も節約していまして、こちらに書かれていることの9割はさせてもらっています。
    自分が肯定されたようで嬉しくもありました。

    ここまできちんとしている節約ブログってあまりないんですよね。
    でもこちらは本物ですね。

    パチンコや宝くじのカラクリも、理解していたようで知らなく、驚きました。(もちろんやらないです)

    離婚の内容も、とても共感しました。
    人のせいばかりにしない内容も、感動しました。

    税込み価格を表示するのは確かに、消費しやすくさせるためでしょうね。お店の方が仰ってましたが、店の負担を増やすだけ。とのことでした。
    店側が値下げしないと、税込表示価格だけでは売上も見込めないということのようです。

    お金がない。と言っている方が、節約などをできないということは、政界の方も理解している方も多いのではないですかね(^-^;
    これからも読ませていただきます(^o^)

    • まめ太 より:

      ちょこみんと様
      コメント頂きましてありがとうございます!
      ブログを掲載する励みになるのでコメントはとてもうれしいです!
      実際に1000万貯めた体験を掲載しているので嘘はないですね(笑)
      離婚は3年くらいまでは元妻が悪いと人のせいにしていました。
      というか人のせいにしないと立ち直れなかったのが実情です。
      だんだん落ち着いてくると、離婚はお互い様だなぁと考えられるように
      なりました。
      ちょこみんと様が節約で充実した生活になることを願っております。
      お互い節約生活を楽しみましょう!

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