女性があおり運転に遭わないために。簡単な5つの対策方法とは?

車で移動する方は沢山いると思いますが、事故の次に怖いのは「あおり運転」の被害に遭う事ではないでしょうか。

ニュースであおり運転が報道される様子では、クラクションを鳴らし続けたり、強面の方から怒鳴られたり、生きた心地がしません。

ただし、あおり運転の被害に遭う確率をぐっと下げられる方法はあります。あおり運転の被害によく遭う人と、ほとんど遭わない人の違いは何でしょうか。



女性に多い「周りを見てない運転」が、あおり運転のきっかけになる

あおり運転の加害者が一番問題で悪いのですが、あおり運転に発展する状況になる時は発端となる事象があります。それはどんな事かと言うと・・・。

周りを見ず、周囲に行動が判りやすい運転ができていない。

勘違いしやすいのが、運転技術が足りない、スピードを出さないことが直接の原因ではないと思います。

それよりも、周りから行動を予測できない運転をする人が、あおり運転の被害に遭いやすいと考えます。

そんな予測できない運転をするのが多いのは、「女性」か「お年寄り」だと思っています。

女性は本当に運転が下手なのか?

女性は運転が下手だと一部の人は言われたりしますが、実際女性は運転が下手かというと、実はそんなことは無いと思います。

男性と女性で差があると思うのは、乗り物への熟練度だと思っています。

子供の時からの生活習慣の違いが、運転能力の差を生んでいるだけかなと。

男の子は小さいときから乗り物好き。どちらかというと行動自体がアウトドアで乗り物に接する機会が多いですよね。女の子はどちらかというとインドア派。乗り物に接する時間が長い男性の方が、運転能力は高くなる傾向が強いと思います。

要するに公道を普通に運転する事は性別で大きな違いは無いと言いう事。

女性も運転経験豊富な方で運転が上手な方は多いですし、大型トラックやバスの女性運転手が活躍される姿をよく見かけます。

女性だから、運転能力が無いというのは間違いだと思っています。

では、運転経験が少ない初心者の方や女性の方はあおり運転に遭いにくい運転をどうしたらできるかを紹介します。

あおり運転対策① バックミラーの確認を5秒に1度は行う。

え?何言ってるのか?ミラーの確認なんてそんなにできないよって思う人が沢山いると思いますが・・・。ミラー確認はあおり運転を防ぐのに一番有効な手段だと思っています。

実際私は運転中に約5秒間隔で頻繁にミラーで後方確認を行います。

ただし、凝視するわけではなく、一瞬だけパッとルームミラーを確認する程度です。後方に何かいるかの気配を感じる程度ですね。

運転に慣れていない方やお年寄りの方の多くは前方ばかり注意をしてしまうのですが、本来車を運転するには前後左右の情報を常に意識して運転する必要があります。

ミラーの確認を頻繁にすることで後方から接近する車があればすぐに察知することができます。後方の車が車間距離を空けずについてくるようでしたら、後ろの運転手はストレスを感じている場合が多いです。

あおり運転対策② ハザードをつけて車を止めて前を譲る。

もし後方に車間距離を空けずに接近する車がいた場合、10秒~20秒ほど車間距離が変わらなければ、安全に止まれるスペースを見つけてハザードをつけて一度車を止めましょう。

ハザードをつけて止まる。この行為をできない人が意外と多いんです。

制限速度を守っていたり、普通に運転していただけなのに、なぜ自分が停止しないといけないの?そう思うかもしれませんが、あおり運転をする人は自分の勝手な運転ルールに遭わない人に嫌がらせをする場合が多いです。

常識が通じないので、そういう人の運転する車には関わらないのが一番トラブルを避けられます。

どんなにゆっくり道路を走っていても、後方の車の運転手がストレスを感じる状況を察知してすぐに前を譲れば、あおり運転を受ける事は殆どありません。

あおり運転対策③ 運転に集中して、よそ見をしない

これも不慣れな運転者さんによくあるのですが、道に迷って運転に集中できていない状況。ゆっくり走って、少し進んだと思ったらブレーキかけたり・・・。

曲がるのか、まっすぐ進むのか、そういうクルマは後ろから見るとどこに行くのか判らないんですよね。

次の予測がしにくい車ほど、近づきたくないです・・・。

運転している本人は、どうしようと迷っていて周囲に迷惑をかけている自覚が無いんです。

そういう運転をすると、第三者はストレスを感じてしまいます。

あおり運転対策④ 急な車線変更、右折左折をしない

運転に慣れている人でも正しく行える人は少ないのですが、車線変更や右折左折を行う際はルームミラーとサイドミラーで後方の安全確認を行ってから、約3秒前からウインカーを出して、曲がる方向に車を少しずつ寄せて、後方の車やバイクに、「この車はこれから行動(アクション)をしますよ!」という情報発信を行いましょう。

右折や左折の場合はウインカーを出した後、徐々に減速することも後方の車に行動を伝える良いリアクションとなります。

ウインカーを出すのと同時に曲がる人や、ウインカーを出さずに車線変更する人がいますが、それは運転の基本を理解していない、運転が下手な証拠です。

あおり運転対策⑤ ウインカー、ハザードランプを適切に使用する

駅などの送り迎えで車を停車するときに、ハザードランプをつけずに停止する人がいますが、運転に不慣れな人か、女性の方が多い気がします。

道路交通法では停止するときの灯火条件として下記があります。

第十八条(道路にある場合の灯火)

2.自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車を除く。)は、法第五十二条第一項 前段の規定により、夜間、道路(歩道又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示灯又は尾灯をつけなければならない。

必ずハザードランプをつけろという事ではないのですが、周囲に自分の行動を伝えるという事が安全な運転に繋がりますので、停車するときは必ずハザードランプをつけましょう。

停車してからハザードランプを付けるのではなく、停車する約3秒前からつけて、ゆっくり減速して停車することをお忘れなく。

また、ウインカー(方向指示器)の操作も曲がる3秒前から使用する事を意識してください。

あおり運転を受けないコツは、後方確認と周囲への情報発信です。

あおり運転対策として1から5まで紹介しましたが、実は特別な事はしていません。教習所で習った運転方法です。前もってウインカーやハザードランプを使用する事は普段から意識したほうが良いです。

また、常にミラーによる後方確認を行うとかなり精神的に疲労します。でも運転って常に緊張感を持つ必要があるので、疲れて当たり前なんです。

あと、違和感を感じたらすぐに後方の車に道を譲ること。

これらを守れば、軽自動車だろうが法定速度以内で走っていても殆どあおり運転を受けることは無いと思いますよ。

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