わたくし、まめ太は偏差値43の高校を卒業し、専門学校に通った後に就職して20年以上働いてきています。
偏差値45を下回ると、世間一般的には「おバカ」な底辺の部類に入ると思います。
そもそも偏差値って何なのよ?ってレベルで、専門時代に好きな趣味の集まりで遊んだ時、「理系、文系のどっち???」と聞かれましたが、そもそも高校時代は授業中でも漫画読むか、寝るかで勉強してない為、何系なんて意識したことなかったので応えられませんでした(笑)
そんな学力で言うと底辺クラスの私ですが、30代の頃は年収500万程度で、現在40歳を超えて、年収は650万程度です。
目次
年収は500万円以上欲しい理由
年収っていくら位あれば満足でしょうか?
内閣府の20~49歳の未婚者女性に行った調査では、女性の46.0%が男性の希望年収を500万以上とされているそうです。
実家暮らしや一人暮らしであれば年収300万~400万で十分生活できるのですが、結婚したりして家族が増えると世帯収入で500万以上欲しくなります。
年収500万は手取りで言えば400万、ボーナスが1年で4か月出るとしたら大体毎月25万が手取り月収です。結婚して子供がいると月18~23万程度は毎月使うと思いますので家族がいる家庭での世帯年収500万円は生活の基準値と思います。
理想を言えば30代で年収500万円、40代で年収600万以上を目指したいですね。
どんな業種の年収が高いのか?
では、どんな仕事に就けばよいのでしょうか。
ほとんどの会社では高卒・専門卒と大卒で初任給が3万~6万ほど差があります。
この時点で大学を卒業していない人間は不利ですね。
国税庁の調査によれば1人あたりの平均年収を業種別に比較した結果が以下になります。
- 1位:電気・ガス・熱供給・水道業 / 824万円
- 2位:金融業・保険業 / 627万円
- 3位:情報通信業 / 599万円
- 4位:学術研究・専門・技術サービス業・教育・学習支援業 / 518万円
- 5位:製造業 / 513万円
- 6位:建設業 / 491万円
- 7位:運輸業・郵便業 / 436万円
- 8位:不動産業・物品賃貸業 / 424万円
- 9位:複合サービス業 / 411万円
- 10位:医療・福祉 / 401万円
- 最下位:宿泊業・飲食サービス業 / 401万円
~国税庁 令和元年分 民間給与実態統計調査 より引用~
1位の「電気・ガス・水道」の平均年収が高いのは就業者数が少ない上に、企業間の競争が少ない為に給与額も高いです。就業者数が少ない中、偏差値40前半の高卒・専門卒の人間と偏差値60~70の大学卒の人間でどちらを企業が選ぶか・・・。後者なのが明確ですよね。
2位の「金融業・保険業」は銀行・証券・保険などを扱います。お金に関わる仕事なので正確さと、情報収集能力が必要とされます。
私が実際そうなんですが、頭が良い人と悪い人の大きな差は記憶能力です。
頭にどれだけ貯めこめて、それを整理して行動に移せるか。
この業種はなかなか厳しいですよね・・・。
ちなみに低学歴の多くの人が選んでいるサービス業はとても年収が低いです。
教育は免許が必要なのに4位だし、医療福祉も資格が必要なのに年収が低いですね。
そんななか、私が頭が悪くても高年収となるお勧めの職業は・・・。
3位の「情報通信業」です!
頭が悪くても高収入を狙うなら「システムエンジニア」
私の40歳時点での年収は650万円でした。
民間給与実態統計調査によると、会社員の平均年収は約440万円とのこと。年収600万~700万円の層は全体の6.5%程度とのことなので、どうやら私は年収600万円は高収入層に入るようです。
では偏差値43の私が働いている業種は何かというと・・・。
システムエンジニアです。
業種別でも情報通信業として3位に入ってますね。
システムエンジニアがバカでも高収入(年収600万)を狙える理由は?
それはズバリ、IT業界は比較的敷居が低く資格が無くても仕事が始められるという点です。
医療や教育では国家資格がないとメインの仕事ができません。
ところがIT業界は、資格は勿論沢山あるのですが、資格が無くても仕事ができるんです。
そう、システムエンジニアの私は一つも資格持ってません(笑)
SEの資格で一番一般的で、誰でも取れると言われている「基本情報技術者試験」ですが、私は本当に真剣に勉強して、毎日2時間勉強して図書館で週末ひたすら勉強したりしましたが20年間ずっと落ち続けてます(笑)
これが偏差値43の威力です。
頭がいい人との差は、記憶力と集中力ですね。
私は覚えてもすぐ忘れる、集中力が持続しないという短所があり、学習も一苦労です。
もし資格を取得していれば年収もプラスで15万~20万程度上になっているでしょう。
でも言い換えれば、資格無くても仕事できるということ。
また、システムエンジニアは事前の予備知識が無くても始められるという点が大きいですね。
パソコンの操作(Excel、Wordの操作)が出来れば、最初の仕事に就くときに苦労はしますが、素人でもIT業界の仕事を始められます。
知識が浅い人間はオペレータ業務か、プログラマーとしてアプリなどの開発に携わる事になるかと思いますが、オペレータは手順が詳細に事前に準備されているので、パソコンの操作になれている人ならぶっちゃけ中学・高校生でもできます。
一応IT業界の仕事=システムエンジニアと説明していますが、SEは実際には顧客要求に最適な仕様のシステム開発を纏める調整役の人間の事を指すのですが、世間一般ではプログラマーやネットワーク関係の業務も一緒と思われてるので、判りにくいので今回はIT業界=システムエンジニアという意味で紹介しています。
システムエンジニアがバカでも仕事ができる理由
私がSEとして仕事を続けてこれたのは、パソコンで仕事ができる点です。
判らなければすぐにググれる環境(笑)
また、忘れっぽい自分でもPC内にカンニングできる資料を用意しておけるという点。
要するに頭に入れなくても、パソコンが補助してくれるからです。
ただし、勘違いしてほしくないですが、何も考えなくてもできる仕事ではないです。
言われた事だけやってる仕事は入社3年くらいまでで、それ以降は自立した行動を求められますし、そういう仕事しかできない人は現場で長く仕事が出来ず、評価も低いのでエンジニアの仕事を続けていくのは困難でしょうね。
高収入になる為には、職種選びがとても重要です
サービス業は初めから年収が低いので、その中で高収入を目指すにはその業界のトップクラスを目指さなくてはいけません。頭が悪いのにトップをねらえますか?学校いたときに成績が悪かった人間が・・・。
そのため、初めから年収が高い仕事を選べばいいんです。
職種の選択次第で人生の年収は大きく変化します。
やりたい仕事があっても年収が低ければ結婚してから苦労します。
そして年収が低い状態で慣れてしまうと、そこから脱却するのはかなり難しい。
お金が無い人ほど、手元にある数十万円でなぜか満足して外食や遊びに使用しやすい。
お金がある人は上手なお金の使い方を良く知っています。普段の生活は質素で、貯まったお金は運用に回してお金を増やす人が多いですね。
年収の高い1位の「電気・ガス・熱供給・水道業 」や2位の「金融業・保険業」は入社する敷居が高いので、いざ仕事を探すときになってから1位や2位の業種を狙うのは難しいです。
情報通信業の予備知識が無くても始められやすいシステムエンジニアの業種をおススメします。
それに、業界のトップにならなくてもIT業界の真ん中の技術者レベルを目指せば十分高収入です。
「2位じゃダメなんですか?」
はい。2位以下でいいんです。真ん中くらいで十分です。(笑)
では業務経験や学校での事前学習が無い方でもSEになるにはどうしたらよいか。
大手企業に技術者を派遣するIT派遣会社に入社するのが一番楽な方法だと思いますが、私なら50人~100人規模の中小企業への就職を狙います。
IT大手企業は大卒で学力がないと入れないですが、中小企業なら敷居が下がるからです。
大手IT派遣会社は私はあまりお勧めしません。入社しやすい分、離職率も高いし、会社間の横のつながりも薄いので、会社の業績が悪くなるとすぐに傾く可能性が高いです。
どの業種でもそうですが、システムエンジニアも決して楽な仕事ではありません。
どの業界でも苦労するなら、何度もお伝えしているように私のようなおバカさんな学力の方は初めからお金を多く貰える情報通信事業(システムエンジニア)として仕事する方が、年収を上げやすいと思いますよ!